昨日の夜「N・P」を読み終わった。
最後の20ページは、泣きながら読んだ。
私が最初思っていたストーリー展開とは全く違って、
とても重い内容だった。
テーマは「死」。
“別れるために出逢う”そういうことってあると思う。
いろんなものが胸に響いてきた。
よしもとばなな作品は久しぶりだったけれど、やっぱり素敵ですね。
今まで読んだよしもと作品は、みんな割とハッピーな感じだったので
「N・P」みたいなのは、とても意外だった。
余談ですが、私がいろいろ読書している姿を見て、最近妹が
「読書の何が楽しいの?」と聞いてくるようになった。
そして「私も何か読んでみようかな?」って言ってた。
読書はいろいろな感性が磨かれるものだと思う。
ま、それは音楽でも仕事でも何でもそうだろうけど。
本の内容に共感したり、批判したり。
いろんな感情が湧いてくるのが楽しい。
私の場合、江国作品は特に「薬(鎮静剤)」である要素が高い。
いろんな出逢いがある。