ひとかげ (幻冬舎文庫)

ひとかげ (幻冬舎文庫)

久しぶりに小説。
最近2ヶ月くらいずーっとエッセイばかり読んでいたので
とっても新鮮に感じました。


よしもとばななの作品は、
やっぱりスピリチュアルなところがすごいあって
言葉で表現できるギリギリのところまで書いてる気がします。


特にこの「ひとかげ」は、以前の作品「とかげ」を
数年後新たに書き直すという異例の試みから生まれた作品で、
1冊の前半に「ひとかげ」、後半に「とかげ」が掲載されていて
読み比べができるのが良いですね。
私は「ひとかげ」のほうが血が通っている感じがして好きかな。
でも江國香織ばっかり読んでた頃の私だったら、
「とかげ」が好きだったと思う。
ん〜。不思議だなぁ。


…おぉ!!
ブログをさかのぼってみたら、
1ヶ月に4冊も本を読んでいるじゃないか!!!
いいぞ、私。