旅日記-San Jose-

本日は3泊滞在したMontereyを離れ、一路San Joseへ。
朝、10時発のバスに乗るために私たちは猛ダッシュで支度をしたが、
バス停に着くと「満席でーす」とのこと…。
仕方なく近くのデニーズ(2度目)へ行き、朝食。
それぞれ朝食のプレートを注文。
私のは
・プレーンのスクランブルエッグ
・ソーセージ
・ベーコン
・レーズンブレッドのフレンチトースト(これが美味しかったの!!!!)
彼のは確か大きなホットケーキが3枚のってたやつだった…。
大食い選手権のようなホットケーキを眺めながらの朝ごはん。
次のバスは11時半なので、それまでバス停のベンチに腰かける。
行き交う人みんなに「Happy Holiday!!」と声をかけるその名も“クリスマスおばさん”を眺めながら、バスを待つ。
この時間のバスは空いていて、無事乗車。
すると何やらもめごと発生の模様。
英語が聞き取れない私は全く状況が理解できずボー然とする。
彼に尋ねると、状況はどうやらこうだ。
「バスに犬を乗せたい女性がいる。しかし、バス会社は“他の乗客の迷惑になるので犬は乗せられない”と主張。」
こういった具合だ。
すると居合わせた乗客のひとりであるおじさまが
“今日はクリスマスなんだから、いいじゃないか”と言い出す。
そのおじさまが私たちに“犬は苦手?”と聞いてきて、
全員“全然大丈夫!”と答える。
しかし、そんなおじさまの主張も通らずにバスは犬と女性を置いて、走り出す。
…しかし!しかし!バス会社は私たちと女性と犬を見放さなかった。
バスロータリーを一周したあと、再び女性と犬の前で停車し、
めでたく彼女と犬は乗車を果たす!!
車内にはとっても素敵な空気が流れた。さすがクリスマス☆
そうして走り出したバスは1時間30分かけてSan Joseへ向かう。
私達はSan Jose International Air-portで下車。

San Joseはとても晴れていて、あったかかった。
空港からバスでSan Jose中心を目指す。
これまたバス路線がよくわからず、とりあえず中心に行きそうなバスに乗る。
空港の広い広い駐車場を通り抜け、終点カルトレインの駅に到着。
そこでカルトレインに乗るか検討するものの、
カルトレインは本数がほんとに少ない…。
なのでやっぱりバスで目指すことに。
けど、どのバスの乗れば良いのか分からなくて私達がたたずんでいると
バスの運転手のおじさんが、中心街への行きかたを教えてくれた。
しかも「今日はクリスマスだから、これをプレゼントするよ」と言って
バス1日乗り放題券をくれた☆ラッキー♪おじさんに感謝。
そしてその券で、教えてもらった22番のバスに乗っていざ出発。
これまた教えてもらったバス停で降りる。
フラフラと歩いていると、街の中心にある公園でクリスマスのイベント開催中の模様。
その公園の近くにはSan Jose Museum Of Artもあったが、閉館してた…うぅ。



こども向けのイベントみたいで、手作りのクリスマスツリーなどがたくさんあった☆
どれもこれも可愛くて、ちょっと夢を見てるような気分になった。
その公園を抜けて、San Joseで行きたかったTech Museum of Innovationへ。

ここは「シリコンバレーの最先端の頭脳を集結したような博物館」らしい。
この日はクリスマスだったので3時閉館(だったっけ?)で、
私たちが入館したのが2時半くらいで、30分しか時間なかったけど入館。
ちょうど「日本のゲーム展」みたいのがやっていて、
昔懐かしいmade in japanのゲームがたくさんあった。
ゲームギア…(笑)
実際にゲームをプレイできるゾーンもあって、
車の通行が激しい道路を横断するゲームをやったり(これは私が勝った)、
ストリートファイターやったり(これは彼が必殺技を連発してきたので負けた…ずるい)、
個人的にはマリオカートやったりして、久しぶりにお互いゲームに熱中した。
楽しかったよ!
しかし、セグウェイ体験をすることもなく
あえなくtime over…。
そして再びクリスマスで賑わいまくっている街中を散策。
ちょっとした広場にゴンドラやらメリーゴラウンドやらたくさん出現してた☆
こどもたちはとっても楽しそうだったなぁ。

私個人としては、↑のスケートリンク
いかにも「アメリカ!!」って感じでよかったです。
そしてこの日はとってもお高いホテルに泊まったわけですが、
カジュアルすぎる私たちは、その空気にビビリまくっていて(特に私)、
なんだか泊まってはいけない気がした(笑)
けど「私は客なんだ!」という強い気持ちで乗り込む…。
結構あっさりとチェックインをすませられて、ホッとする。
14階の部屋だったんだけど、そこから街を見下ろす景色が素敵。

この日の夜はせっかくのクリスマスなので、寿司屋へ。
そこではホタテの美味しさに気づき、ハマチのマズさに落ち込み、
見ず知らずの外国人に「酒ボム」をご馳走になり…。
帰りはちょっとお酒が入っていたので、陽気な気分だった。
この日は夜遅くまでいろいろな話をして、
個人的にはかなり印象深い夜でした。濃密な時間。
Merry christmas....