考え事

私には、これから「生き抜く」ためにやらなきゃいけないことがたくさんある。
きっと今のままだと「生き抜けない」。確実に。
最近、気がついた。
私は自分が思っていた以上に内気で、消極的で、現実的。
このあいだ社長にも言われた。
「お前は、自己主張しているようで、していない。」って。
そう言われたとき、彼の目の前でボロボロと泣いてしまった。
核心をつかれた。
「お前は誰にも本心を明かしていない。もっと素直になれ。気楽に考えろ。」
何で見透かされてしまうのだろうか。
本当にそのとおりだと思った。
私はおしゃべりだけれど、本当に本当に大事な部分は遠ざけてしまうところがある。
それに気づくのに21年もかかってしまった。
そして、もう1つ。今日、致命的なことに気がついた。
私には「夢」がない。
あるのは常に現実。
「夢」に向かって、現実を糧にするというプロセスが私にはない。
今日見た映画が始まる前に、それに気づいた。
そして映画が始まる期待感そっちのけで、涙が出てきた。
絶望的な気持ちになったけど、気がついただけでも新しい一歩は踏み出したはずだ。
「夢」を持たないことが絶望ではないとは思うけれど、
私は「夢」が欲しい。
私は自分が信じていたような人間じゃなかった。
空ろな人間だった。
ここ2、3ヶ月ずっと頭にあった疑問が今日やっと解けた。
今日、私は新しい一歩を踏み出したのだ。
新生。
今からは「土台」を作り上げる時間だ。
いろんなことを経験して、私を作る。
21歳だけど遅くはない。
今からでも時間はたっぷりある。
今はもう悲しくはない。むしろほっとしている。