読書で稼ぐ女

昨日、バイトだったのですが
ワケあって通し(朝5時まで)になりました。
日曜の深夜は、たいしてお客も来ないもんだから
私はもっぱら本を読みふけっていました。

冷血 (新潮文庫)

冷血 (新潮文庫)

映画『カポーティ』を見るために読んでます。
…っていっても映画はもうすぐ終わりそうなんだけど(汗)
長編ノンフィクションノベルということで
だいぶ読みごたえがあります。
私は実際の事件のことを何も知らないので、
あんまりノンフィクションとして読んでなくて
ひとつの物語という感覚で読んでいます。
けど、これは事実も多く含まれているわけなので、
そう考えると、複雑な気持ちになります。
全体的な内容の構成も凝っていて、大変面白い作品です。
久しぶりに没頭して読んでます。
あと少しで読み終わります。
この作品は、すぐ(ほんの1分足らずで)「作品の世界に入り込む」ことができます。
昨日は、店のお客がベルを鳴らすたびに
「はっっ!!私バイト中だった…」と気づかされました。
しかしながら
“本を読んでお金がもらえる”仕事なんて、甘いなぁと、読みながら思った。
こんなに素敵な仕事、もっと早く気づけばよかった。
だけど!!!!
昨日…、ついに…、見ました。…アレ。
ねずみちゃん。ちゅーちゅー。
ゴキブリじゃないんですよ!!!ねずみ!!ねずみ!!!
ゴキブリは虫だからいいけど、ねずみは我らが哺乳類ですよ!!
至近距離で目が合ったんだけど、
もうその瞬間、私フリーズしてました…。
叫び声も出ないし、動けないし。
あの目は一生忘れません。
昔、飼っていたハムスターを思い出しました。
これからは、ゴキブリには驚かないぜ。
店長に言ったら
「あと、2・3日で慣れます(笑)」と言われました。
果たして、本当にそうなのか。
慣れることができるのか。
不安で胸がいっぱい。
そして今日もバイト行ってきます。
飲んでこよー。