嗚呼

ねむし。


実に眠し。


昨日、滝川渓谷(福島県)へ行ってきました。
突然の思いつきでしたが、
親友のママと2人で行ってきましたよ。


結婚や子育ての話題で盛り上がりつつ、
1時間半ほど経つと、到着。


来訪者は、私たち2人と
もう1組だけだったらしい。
おいちゃんに「入っていーよ」と言われ、
入山料も取られませんでした。
らっきー


滝川渓谷は遊歩道を登っていくと
7つの滝が見れるのです。
ま、遊歩道とか言ってるけど
実際ほぼ登山。
容赦なく進んでいく感じが、たまらなく楽しかったです。


紅葉は終わっていたけれど、
落ち葉が川面に流れている光景はなんとも味わい深い。
2人でひたすら「きれーい」を連発し、
写真を撮りまくる。


右上の写真は、
マーライオンを意識してみました。
いえーい。


登り始めたのが午後2時半ごろだったので、
結局9割くらい登ったところで引き返す。


登りは70分かかったけど、
下りはその半分の35分でした。
はやーい。


下山しながら「お腹すいた」を連呼し、
車に戻ると、今度はそのまま車で頂上を目指し、
山頂にある蕎麦屋へ一目散。
そこの蕎麦屋さんは十割蕎麦を出すところで、
2人で「けんちん汁付のざる蕎麦」を頼んだ。


いやぁ〜。最高だったね。実に。
十割蕎麦のあまりの美味しさに感動。
十割蕎麦とは、つなぎを一切使用しない100%の蕎麦。
普通の更科蕎麦とかはつなぎに小麦粉を使うのだ。
で、つなぎを使わないから素人が作るのはとっても難しい。
けど、蕎麦屋のおばちゃんは蕎麦打ちが実に上手。
弾力のある麺は、噛めば噛むほど蕎麦の味が口の中に広がって
ほんとに美味しかった。
さらに、けんちん汁の美味しさが身にしみる。


極めつけは最後の「蕎麦湯」。
普通の蕎麦湯は、あくまで“蕎麦のゆで汁”なのだが、
ここの蕎麦湯は「作る」のだ。
そば粉を水で練りながら、水の量を増やし
それを火にかけて
ダマにならないように丁寧にかきまぜる。


すると真っ白でトロットロの蕎麦湯が出来上がる。
これがもう、人生で最高に美味しい蕎麦湯でした。
蕎麦の味がしっかり味わえて、
さらに全く粉っぽくなく、トロっと優しい味がしました。
蕎麦湯だけで飲んでも十分に楽しめる。
私は普段のあの“うっすい蕎麦湯”も大好きだけど、
この蕎麦湯は、もう別格ですね。
“聖なる蕎麦湯”とでも言ってしまおうか(笑)


蕎麦屋のおばちゃんの話だと
「蕎麦湯をおかわりする人がいる」そうだ。
いや。これは、するな。
この蕎麦湯を飲む為に、ここへ来ても良さそうだ。


皆様、滝川渓谷へいらっしゃった際には
山頂の蕎麦屋をお忘れなく。