旅日記


朝7時ごろpowell駅のホームで待ち合わせの予定。
私たちはそれぞれ朝5時半に起きて準備をしていたのにもかかわらず
結局powellを出発したのは8時頃。
朝からプチハプニング発生で、ちょっとバタバタしてました。
誰かさんが乗るはずのバスに乗り遅れたり、
私はロッカーが朝7時からしか使えなくて「あ〜どうしよ〜!」とか
浮浪者のおっちゃんにタバコあげたら「一緒に吸いましょう」とか言われちゃったり。
おっちゃん、こわかったよ〜。
彼とは駅のホームで待ち合わせをし、
BARTでSFO(空港)まで行き、EBISUで日本食を食べ
モントレー行きのバスを探すものの、乗り場がなかなか見つからず
怪しげな中国系のおじさんにありえない値段でバスに乗せられそうになったりする。
でもちゃんと乗れたヨ。
SFOから1時間半、順調な運転によりモントレーに無事到着。
午後1時半からのホエールウォッチングに参加するために、
モントレーのフィッシャーマンズワーフに行く。
何てったって私は勿論、彼もモントレーは初体験だったので
バスロータリーに到着したあとは、ガイドブックを見ながら
必死にフィッシャーマンズワーフを探す。
私は結局、方向音痴でした。
しかし、無事に到着し散策する。


アシカ?アザラシ?が至近距離ですから。
彼らを観察しているとこれまた結構楽しいんです。
船に乗る前に、私はココアを飲んで備えた。
ほんとはフィッシャーマンズ名物のクラムチャウダーが食べたかったんだけど
船に乗ったあと気持ち悪くなるのが恐ろしくて断念しました。
そして本日のメインイベントであるホエールウォッチングへ…。
1人32ドルだっけ?そんな値段設定。
最初は久しぶりの船に私もワーキャーしてたけれど、
そんな状況も30分後には一変する…。
…そうです。まんまと酔ったんです。
酔い止め薬をもらうものの、結局何の役にも立たず、そのままグロッキーに…。
しかも、その船旅は全部で3時間という長旅なの。
つまり私は、グロッキーのままその後2時間半も船に居続けなければならなかったんです。
ほんと、あれは地獄だった。
私の隣にいた、家族連れも奥さんが酔いまくっていて
ものすごい可哀想でした…。わかるよ…、その気持ち悪さ。
結局その奥さんは海に向かって嘔吐していらっしゃったみたい。
好きな人の前で吐く乙女心がわかりますか??(涙)
今更ですけど、土下座してでも謝りたいくらいです…。
一方なぜか彼は、酔わない術をマスターし、最後まで生き残っていました。
その酔わない術とは『常に動き回っていること』だそうだ。
座っていたり、じーっとしていると私みたいに酔うのだ。
そう言われてみれば、彼は乗船中常に動いていた。
なるほど。
彼の話によると、あの船のなかで船員と彼以外のほぼ全員酔って、吐いていたとのこと。
それくらい「死のホエールウォッチング」だったんです。
もう二度と船には乗りたくないです。
そのあと、死にかけている私を休憩させるためにレストランに入る。
私はさっぱりしたものが飲みたかったのでレモネードを注文。
彼は、そのときの私には到底信じられないフライドポテトを注文した。
ものすごい気分の悪いときに目の前で食べられているフライドポテトを眺めるのは
とってもキツイよ。
けど、しばらくすると私もつられてポテト食べてた(笑)
そして、今夜の宿を探すことに。
運良く、手ごろなモーテルが見つかったので、そこで。